味なし毒のお皿β

二代目毒のお皿

ゲロ怖い私のその後の話

他人のゲロが死ぬほど怖い - 味なし毒のお皿

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を書いて、たくさんの人が毎日読んでくれて自分が思ってるより苦しんでる人がたくさんいるんだなぁって思った。そこで今日はその後の話を書こうと思います。
名づけて 他人のゲロが死ぬほど怖い私が実際に吐いた話とその後 について。

この日記を書いた年の秋、ついにやってしまった。友達と飲み放題のお店でご飯を食べた日で、お酒が苦手であまり飲んだことのない友達がたくさんあるカクテルに興奮してあれもこれもと頼んだのはいいがまずい!と言って全部残しやがったのでお酒が得意な友達と私の二人で全部飲んだの。めちゃくちゃ眠くなってきて、でもコースの料理はじゃかじゃかと運ばれてくるから食べて、そしたらめちゃくちゃ眠くて抗えないはずなのに妙に頭の中がスーッとさめてきて背筋が寒くなってきてあれよあれよというまに顔が真っ青、今まで味わったこと無いくらいの気持ち悪さ。これはさすがに覚悟を決めるときかと。自分が吐くのが怖いタイプの人には耐えられない状況だと思うけど妙に覚悟を決めた勇ましい自分が心の中に居て、とりあえずトイレまでは絶っっっっ対に我慢。もしかしたら大丈夫かもしれないしとりあえず早めに入ろう。自分がどうなっちゃうかまったくわかんなかったし経験は無いけど多分これは絶対に勝てない吐き気だと悟って向かったトイレ。あんまり生々しく語るとこれを読んでる人が死んじゃうと思うのでさらっと詳細は省くけど吐きました。やってしまった後は頭すっきり、何にも無かったように残りの料理を完食。お酒は飲まなかった。食後のデザートまでぺロリといけた。
絶対に無理だと思ってたことをやりとげて(?)なぜか少し成長した気分で、死ぬほど後悔したとかは無くて以外に大丈夫じゃん!怖いのもう治ったかも!!って感じで終わりました。

が、その後そんなに簡単に治るわけなくさらに悪化した。吐くのが怖い対象が他人だけじゃなく自分も入ってしまった。大変だ。重症化してる!笑

その後に増えた要素を箇条書き↓
・飲み会に完全にいけなくなった。 お酒=吐く がさらに直接的に結びつく
こうなる前は飲み会自体は行けた。この後本当に仲がいい友達との断れない食事会まで避けてきた。その食事会のときもずっと恐怖で食事どころではなかった。
・自分が信じられなくなったのでおなかいっぱいご飯を食べることが出来なくなった。
これが本当につらくて、食べることが好きなのに半分くらいまで食べたら自然と気持ち悪くなってきてしまって完食できない。ちょっと痩せた。
・上の関連で、自分が空腹を感じていると安心するようになった。
今は胃が空っぽで出るものが無いから大丈夫だ。って思う。私はまだ軽いほうだから大丈夫だと思うけどもっとやばい人はこの安心感に食べること自体ができなくなるんじゃないかと思う。
・家族との食事も苦痛
・夜遅くまで飲み会に行っている家族には会わないように部屋に閉じこもって朝を迎える

ということで、怖いのを克服するために一度吐いてみよう!!やってみたら以外に大丈夫かも!ってひとはやめといたほうがいいよ~~と私は言っておきます。病院とかでちゃんと治そうね。ちなみにこの出来事から一年経った今でも私はこの後一度も吐いてません。先日初登山で見事に体調を崩し気持ち悪いの限界までいったけど吐けなくて地獄をみた。